映画『君たちはどう生きるか』宮崎駿監督作品。
実はこの作品の主題歌を米津玄師さんが担当したという発表を受けて
「ああ、もう絶対間違いない。満足」
と意味不明の満足感で観に行っていなかったのですが
『おいおい、私、いい加減行かないと。』
ということで…観てきました♪
今回のこの作品、宮崎アニメの過去作品への愛がぎゅうぎゅうに詰まってると思うんです。
私、『アルプスの少女ハイジ』のころからリアルタイムで宮崎作品に触れてきたのですが、
その世界が、全て一つの世界の中でつながっているんだなぁと、思いました。
それは、『赤毛のアン』を観ていたあの頃の私と、今の私が繋がっているということで、
まるで少女の私と大人の私が並んで同じスクリーンを眺めているようなそんな気がして、
嬉しくてめちゃめちゃ泣いてしまいました。
そして…
物語って、大きな世界の、変化の中に存在しているだけでなく、
小さな一個人の、私たち一人ひとりにも存在しているんだなと、感じました。
私の物語を紡いでいくのは私自身。
「恐れずに、幸せになれ!」
と、背中を押された気がしました。
エンディングの米津玄師さんの曲もすごく良くて、すでに聴いてはいたのだけど、
映画館で「君たちはどう生きるか」を構成する一部として聴けて、本当によかったなと思いました。
米津さんが曲に散りばめたエッセンスは劇場で聴いてこそ感じられると思います。
宮崎監督作品、難しくて子供には無理かもという考えの人がいるかもですが
例えばその時意味が分からなくても、意味が分かる時がいずれ訪れたら、
きっと
「あの時、観ることができて良かった」って絶対思うから、
上映中静かにできるなら、お子様にもぜひぜひ見せて頂きたい。
ちびっこが【嬉しい・楽しい】場面もいっぱいあったしね。
他にもいっぱい語りたいけど、今日はこれくらいで。
まだまだ続く私たちの毎日の中で、何度も語らせてね。
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