今日のタイトル
『ミュシャと私』
なんて❗️すみません。
烏滸がましすぎです。すみません。
でも、あえてこのタイトルでいこうと思います。
実は先日某カジュアルファッションのお店でミッシャの絵のプリントされたTシャツが山積みにされているのを見かけて、色々考えちゃったんですよね。
ミュシャと私の出会いは中学3年の頃。
夏休みの美術部の校外活動で行った美術館でした。
もう、30年以上も前。
田舎の県立美術館いっぱいにミュシャの作品が展示されていました。
ミュシャがまだ無名の時の油絵の作品や、ミュシャの様式が花開くちょっと手前ごろの油絵の大作。膨大な量のポスター画。
平日のまるで貸し切りの様な美術館で、半日かけてじっくり鑑賞。
美術館の壁一面を使って展示されていた大作の油絵にはめちゃめちゃ感動しました。今でもぼんやりと思い出せるくらい。
そしてそれから20年経った頃にも東京で鑑賞する機会がありました。
『恐らくこの展覧会が最多の出品数』
との謳い文句に、心躍らせていきましたが…
中学の時とは全く数も作品の規模も違っていて…
例の大作も無くて、ちょっとがっかりしたのを覚えています。
多分私が子供の頃とは色々と事情が変わってしまったのでしょうね。財団も美術そのものも。
大々的な広告で人を集めてぎゅうぎゅう詰めの美術館で、遠くから近くから色んな角度から見ることも出来ずに、芸能人の話すイヤホンのガイダンスで足を止めてる人が動くのを待って観なくちゃいけないのですね。
コロナでますますこれからどうなっちゃうんだろうと暗い気持ちになってしまいます。
なんか、昔は良かったみたいなお話になってしまって嫌だなとも思うのですが、この想いはもうここに置いていって、これからの美術との向き合い方を変えていかねばと、思い、綴りました。
とりあえず、外出自粛のため一年行けてない美術館、博物館にいけますように。いつか。
トップ画像は我が家のミュシャ。
もちろんレプリカです。
『桜草』というらしい。
桜草の花が本当儚くて愛らしく描かれてて好き。
この作品にはないけれどミュシャの描く『星』もめちゃめちゃ好き。
私の好きな『黄昏』という作品。
対の作品『暁』
めちゃめちゃ好き💕💕💕
『暁』の右手のあたりのシーツがぐちゃぐちゃってなったところ特に好き。
と、いうわけでアルフォンス•ミュシャをカジュアル語りました。
あー、美術館行きたい🥲
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